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世界基金と日本のNGO
01.世界基金とは?

01-3世界基金の設計:
    地球規模の効率的な官民パートナーシップとして

 では、「世界基金」はどのような発想によって作られたのでしょうか。


  感染症対策に関わる国際機関は、世界保健機関(WHO)、国連合同エイズ計画(UNAIDS)などの国連機関を始め、数多くあります。新しく設立する機関は、旧来の機関の二番煎じではなく、これまでにないユニークな役割を果たさなければなりません。この難問を解く中で、世界基金のコンセプトが生まれてきました。

 世界基金は、援助国・被援助国政府、民間セクター、市民社会および三大感染症の当事者が対等な立場で参加する地球規模の官民パートナーシップです。世界基金は、あくまで資金拠出を目的とする機関として、三大感染症の総合的対策にバランス良く資金を拠出すること、被援助国の主体性を尊重すること、申請案件は独立審査機関が審査するなど透明性のとれた拠出を保障すること、簡便で迅速な拠出を行うことを原則に、資金を「集め」(Raise it!)「使い」(Spend it!)「評価する」(Prove it!)という3つに大別される業務を行っています。

 世界基金は、そのシステムにおいて、あらゆる利害関係者(ステークホルダー)の参画と透明性のある意思決定プロセスを組み込んでいます。世界基金は、2002年の設立以来、このシステムを活用して、「走りながら」自己改革を展開してきました。これは多国間援助機関の中でまれに見る、革新的なことです。世界基金は、援助国・被援助国政府がもつ政治的な動機を極力排除し、各ステークホルダーの強み・専門性を活かしながら運営されています。同時に現場のニーズに応え、各国のオーナーシップ(主体性)と自立を促しています。さらに、独立した審査機関による案件審査を行うことにより、質の高いプロジェクトへの資金提供が保障され、確実に感染症に対する実績を上げています。世界基金はこのスタイルで財政規模・対象事業を急速に拡大してきました。2002年段階ですでに年間財政規模は9億ドルに達していましたが、その後4年間で20億ドル弱に拡大、実施案件数も127カ国、333案件(〜2006.5.15)に到達しています。

より詳しく知りたい場合は、以下のサイトが参考になります。

● 外務省:「世界基金」コーナー
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kansen/kikin/kikin_02.html

● 世界基金日本支援委員会:
  ・「世界エイズ・結核・マラリア対策基金とは:基本原則」
   http://www.jcie.or.jp/fgfj/03.html#03_03
  ・「世界エイズ・結核・マラリア対策基金とは:資金状況」
   http://www.jcie.or.jp/fgfj/03-2.html#03_05
  ・「世界エイズ・結核・マラリア対策基金とは:世界基金の成果」
   http://www.jcie.or.jp/fgfj/03-2.html#03_06

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